カ
カスハラ
お役立ち記事無料診断
ホーム/お役立ち記事/実務・体制づくり
実務・体制づくり

カスハラ相談窓口の設置ポイント|社内体制整備の進め方

公開: 2026年7月1日更新: 2026年7月1日約7分で読めます

カスハラ対策で求められる相談窓口の設置について、担当者の決め方、社内・社外窓口の選び方、周知・運用のコツ、対応記録の残し方まで、社内体制整備の進め方を実務目線で解説します。

カスハラ対策の要となるのが、従業員が安心して相談できる「相談窓口」です。カスハラ対策が事業主の措置義務とされる流れの中で、相談体制の整備は避けて通れません。本記事では、相談窓口の設置と運用のポイントを、社内体制整備の観点から整理します。

なぜ相談窓口が重要なのか

カスハラを受けた従業員が「相談しても意味がない」「自分の対応が悪かったと言われるのではないか」と感じてしまうと、被害は表面化せず、一人で抱え込む状況が生まれます。相談窓口は、次の役割を果たします。

  • 被害を早期に把握し、悪質化する前に組織で対応する
  • 従業員に「会社が守ってくれる」という安心感を与える
  • 事案を記録・分析し、再発防止につなげる

相談窓口を設置する際のポイント

1. 担当者を明確にする

誰が相談を受けるのかを明確にします。人事・総務など、一定の権限を持つ部署が担うことが多いですが、小規模な企業では経営層に近い担当者が兼任することもあります。重要なのは、相談を受けた担当者が適切に対応できる知識と権限を持っていることです。

2. 社内窓口と社外窓口を検討する

  • 社内窓口:状況を把握しやすく、迅速に動ける。一方で、相談のしにくさが残る場合がある
  • 社外窓口:専門家や外部サービスを活用でき、中立性・相談のしやすさが高まる

自社の規模や体制に応じて、社内・社外を組み合わせるのが現実的です。

3. 相談したことで不利益を受けない仕組みにする

相談したこと、事実を述べたことを理由に、当該従業員が不利益な取扱いを受けないことを明確にします。これは相談窓口が機能するための前提です。

4. プライバシーに配慮する

相談内容や相談者の情報を適切に管理し、必要な範囲を超えて共有しないことを徹底します。

周知と運用のコツ

窓口は「設置した」だけでは使われません。次の運用が重要です。

  1. 周知の徹底:連絡先・利用方法を、全従業員が常に確認できる状態にする
  2. 対応フローの整備:相談を受けてから、事実確認・対応・フォローまでの流れを定める
  3. 記録の標準化:相談日時・内容・対応・経過を統一した様式で残す
  4. 定期的な振り返り:寄せられた相談を分析し、マニュアルや研修に反映する

相談窓口 整備チェックリスト

  • 相談担当者を決めているか
  • 社内・社外の窓口を検討したか
  • 相談による不利益取扱いの禁止を明示したか
  • プライバシー保護の運用を定めたか
  • 連絡先・利用方法を全従業員に周知したか
  • 相談対応のフローと記録様式を整えたか

相談体制を仕組みで支える

相談窓口を実効的に運用するには、相談から記録・分析・再発防止までを一連の流れとして回す仕組みが有効です。弊社のカスハラ対策プラットフォーム「カスハラ」では、インシデントの記録・管理を標準化し、対応マニュアルや研修、応対スクリプトと連動させることで、相談体制を含めたカスハラ対策全体を一つの仕組みで支援します。

まずは無料のカスハラ対策診断で、自社の相談体制の整備状況を確認してみてください。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的助言ではありません。制度の内容・施行時期・要件は改正や運用により変わることがあります。実際のご対応にあたっては、必ず厚生労働省・東京都などの公表する最新の一次情報や、弁護士・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

カスハラ対策を、仕組みで進めませんか

「カスハラ」は、方針・マニュアルの整備、インシデントの記録・管理、応対スクリプトの生成、法的根拠ライブラリまでを一つにまとめた中小企業向けのカスハラ対策プラットフォームです。初期費用ゼロ、月額2,980円(税別)から始められます。

無料でカスハラ対策診断無料トライアルを始める

関連記事

カスハラ対応マニュアルの作り方|厚労省マニュアルに沿った必須項目と手順

厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」(令和4年2月)に沿って、カスハラ対応マニュアルに盛り込むべき必須項目と作成手順を解説。すぐ使えるチェックリスト付き。

正当なクレームとカスハラの違いとは|線引きの判断基準を実務目線で解説

正当なクレームとカスタマーハラスメントの違いはどこにあるのか。厚労省マニュアルの考え方をもとに、要求内容の妥当性と手段・態様の相当性という二つの軸で線引きの判断基準を解説します。

← お役立ち記事の一覧へ戻る
カスハラ

中小企業のためのカスタマーハラスメント対策AIプラットフォーム

プロダクト

  • 機能一覧
  • 料金プラン
  • セキュリティ
  • アップデート

サポート

  • お役立ち記事
  • ヘルプセンター
  • 導入ガイド
  • APIドキュメント
  • お問い合わせ
  • パートナープログラム

会社情報

  • 運営会社
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法
© 2026 株式会社SCコンサルティング. All rights reserved.